

恐竜博物館に「限定プリントシール器」が登場しました!
恐竜たちと一緒に写真が撮れる、ここだけの特別な体験。
〈設置場所〉ミュージアムショップ入口
〈料金〉1回600円
リアルな恐竜やイラスト風など、選べるフレームは全10種類。旅の記念や思い出づくりにぜひご利用ください!


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長崎市恐竜博物館(長崎市教育委員会恐竜研究所)と福井県立恐竜博物館の共同発掘調査により、長崎半島西海岸の三ツ瀬層(後期白亜紀:約8,000万年前)から、新たに鎧竜の歯の化石2点が発見されました。
平成26年発表の鎧竜の歯の化石に、新たな2点の追加標本が加わり、それらを研究した結果、日本の鎧竜の分布と多様性に関する新たな知見が得られました。
<化石について(長崎市恐竜博物館所蔵)>
1)左上顎歯(図 1左)
・標本番号:NCDM-BENC100525
・大きさ:長さ 7.5 mm, 幅 8.9 mm
2)左下顎歯(図 1右)
・標本番号:NCDM-BENC100738
・大きさ:長さ 9.2 mm, 幅 10.8 mm

<化石の発見と研究の経緯について>
長崎市と福井県立恐竜博物館の共同発掘調査において、長崎半島西海岸の三ツ瀬層から発見されました。新たな歯の化石2点は、平成28年に収集した岩石の中にあり、当時担当した福井県立恐竜博物館での化石クリーニング作業中(平成29年と30年)に判明しました。
長崎市恐竜博物館は、開館(令和3年)当初から福井県立恐竜博物館と共にこれら鎧竜の歯の研究を進めてきました。
<学術的意義>
鎧竜は、頭から尾にかけて骨のよろいをもつ植物食恐竜で、ジュラ紀から白亜紀末にかけて繁栄していました(図2)。
長崎市から発見された標本には、歯の縁に細かい突起や、歯に帯状のふくらみがあるなど、鎧竜特有の特徴があります。研究の結果、それらの歯の縁にある突起の数や、歯がかみ合うことで擦り減る摩耗面などに、それぞれ異なる特徴があると分かってきました。鎧竜は咀嚼運動が進化とともに変化してきたことが先行研究で知られており、歯の形態の違いとなって現れます。これまでの研究で、後期白亜紀の長崎半島では、同時期に複数種の鎧竜類がいた可能性が分かってきました。その研究成果の一部は、本年6月28日の日本古生物学会でも報告しています。
日本国内では、北海道(頭骨の一部)、福井県(歯・足跡)、富山県(足跡)、兵庫県(歯)、熊本県(歯)の5箇所から鎧竜化石が発見されていますが(図3)、いずれも同時期に異なる種類の鎧竜がいたとする報告はありません。同時期の地層から、複数の異なる種類の鎧竜化石が見つかることは、国外の例においても稀であり、長崎市の化石はその可能性を国内で初めて示すものとなります。
また長崎市の化石は約8,000万年前と詳しい年代が分かっています。このように年代の分かる化石であり、後期白亜紀の鎧竜の多様化と分布を知るうえで重要な資料となります。
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参考)平成26年発表の長崎初の鎧竜の化石(図 4 左)
・左上顎歯/NDCM-BENC100143/大きさ:長さ 6.3 mm、 幅 9.8 mm
・参考URL
https://www.city.nagasaki.lg.jp/uploaded/attachment/22336.pdf
https://www.dinosaur.pref.fukui.jp/research/201407ankylo/
<展示公開予定>
下記の予定で長崎市恐竜博物館と福井県立恐竜博物館で化石の実物と複製が展示されます。
・長崎市恐竜博物館 エントランス(実物):令和7年10月25日(土)~令和7年12月7日(日)まで
長崎市恐竜博物館 常設展示(実物):令和7年12月10日(水)から
・福井県立恐竜博物館 常設展示(複製):令和7年10月25日(土)から
長崎市恐竜博物館は令和7年10月29日で開館4周年を迎えます。
楽しい記念イベントも開催予定ですので、ぜひ長崎の新たな仲間に会いに来てくださいね!
長崎市と熊本県上天草市から、恐竜時代(中生代)の昆虫化石が発見され、福井県立大学、福井県立恐竜博物館、天草市立御所浦恐竜の島博物館、長崎市恐竜博物館、およびロシア科学アカデミーによる共同研究により論文が発表されました。
<概 要>
熊本県上天草市および長崎県長崎市(図1)から、恐竜時代(中生代)の昆虫化石が発見され、福井県立大学恐竜学部、福井県立恐竜博物館、天草市立御所浦恐竜の島博物館、長崎市恐竜博物館およびロシア科学アカデミーによる共同研究により論文が発表されます。上天草市龍ヶ岳町椚島(くぐしま)からは昆虫類の腹部の化石が、長崎市からは甲虫目の翅(はね)の化石がそれぞれ見つかり、その論文が日本古生物学会の国際学術誌「Paleontological Research」に掲載されます。
国内の中生代の昆虫化石は、これまで九州と四国を除く20 の地域から報告があり、本報告は九州では初となります。これらの化石は当時の陸上の古生態系を知るための非常に重要な資料であり、東アジアの化石昆虫類の多様性を理解するうえでも重要です。
<化石について>
1)昆虫類の腹部化石(図2)
【標本番号】AMGD-IVP4856(天草市立御所浦恐竜の島博物館の標本番号)
【産 地】熊本県上天草市龍ヶ岳町椚島(くぐしま)の姫浦層群(ひめのうらそうぐん)樋島層(ひのしまそう)
【時 代】中生代後期白亜紀 約8,500 万年前
【大きさ】長さ約6.18 mm × 幅約6.18 mm
【特 徴】
昆虫の体は主に頭部・胸部・腹部の3つで構成されており、この化石は腹部(腹面)が主体となります(図2と4右)。化石には五つの体節が保存されており、胸部と腹部の境界部である後脚の基節(図2右の赤線部)から、腹部の末端部(図2右の矢印)まで確認でき、ややずんぐりとした形をしています。このような特徴から昆虫の腹部と考えられ、なかでも甲虫目やカメムシ目の腹部に似ています。胸部と腹部の境界部の構造からおそらく甲虫目に属する可能性がありますが、より詳細な分類には、追加標本の発見を待つこととなります。
2)甲虫目の翅化石(図3)
【標本番号】NCDM-BENC101968(長崎市恐竜博物館の標本番号)
【産 地】長崎県長崎市の三ツ瀬層
【時 代】中生代後期白亜紀:約8,000 万年前
【大きさ】長さ約10.92 mm × 幅約6.63 mm
【特 徴】
発見された化石は、胸部の外側にある左の翅(背面)です(図3 と4左)。ほぼ完全な翅で、後方(図3では下方向)へ向かうに従 って狭くなり、翅の先端では弱く尖ります。表面に顕著な翅脈がな く、二本の条線と彫刻が確認でき、硬化しています。また、翅の前 縁にはカリナと呼ぶシャープなエッジがあります(図3中央)。このような特徴から、昆虫類のなかでも甲虫目の鞘翅(さやばね)(前翅)である と考えられます。
<発表論文>
【学術誌名】
Paleontological Research
(和訳):パレオントロジカル・リサーチ:日本古生物学会の国際学術誌
【タイトル】
Two fossil insects from the Upper Cretaceous of Kyushu, Japan
(和訳):九州から発見された後期白亜紀の2 つの昆虫化石
【著 者】
Nozomu OYAMA, Evgeny YAN, Kazunori MIYATA, Koji HIROSE, Daisuke NAKATANI, Hirokazu YUKAWA,
Hiromi KUROSU, Shota KODAIRA
(和訳)大山 望、エヴゲニ ヤン、宮田和周、廣瀬浩司、中谷大輔、湯川弘一、黒須弘美、小平将大
【論文公表日】
2025年9月26日(金)にオンライン掲載(日本古生物学会HP参照)



<化石の発見と研究の経緯>
1)昆虫類の腹部化石(AMGD-IVP4856:図2)
2007 年(平成19 年)10 月に熊本県氷川町の山田良二氏が上天草市の椚島(くぐしま)(図1)で発見し、天草市立御所浦白亜紀資料館(現在の天草市立御所浦恐竜の島博物館)に寄贈されました。その後、姫浦層群の共同調査研究を実施していた御所浦白亜紀資料館と福井県立恐竜博物館が、大山 望(本報告の論文筆頭著者:当時、九州大学大学院生)に鑑定を依頼して重要な昆虫化石と判明し、化石の発見場所の検分、周辺地域の地質と年代などについて調査を行いました。
2)甲虫目の翅化石(NCDM-BENC101968:図3)
2017 年(平成29 年)5 月、長崎市と福井県立恐竜博物館の共同調査で、長崎半島西岸(図1)の三ツ瀬層から昆虫と思われる化石を発見し、大山に化石鑑定を依頼しました。より詳細な特徴を観察するため、当時大山が所属していたパリ国立自然史博物館でRTI 装置を使用した研究の結果、甲虫目の翅化石と判明しました。


<学術的意義>
1)九州初の中生代昆虫化石の報告であること
これまで国内の中生代の昆虫化石の産出は本州と北海道に限られており、九州から初めての産出となりました(図5)。九州には恐竜化石を産出する陸で形成された地層が広く知られていることから、昆虫化石の発見も長らく期待されていました。今回の研究成果は、日本の昆虫類の古生物地理的分布の空白を埋める画期的な成果と言えます。
2)後期白亜紀の陸上生態系の解明にも役立つ
昆虫は現在の陸上生態系において分解者や花粉媒介者、被捕食者となるなど様々な役割を担っています。本研究で発見された後期白亜紀の昆虫も同様に、当時の昆虫は様々な生物との相互作用をもたらす存在であったはずです。報告の昆虫化石は、日本では化石記録の少ない後期白亜紀のもので、詳しい年代値の分かる地層(樋の島(ひのしま)層=約8,500 万年前;三ツ瀬層=約8,000 万年前)からの発見です。そのため、化石は東アジア縁辺部の陸上生態系復元や古環境解析に役立つ基礎的データとなります。
3)化石の保存状態を最新の観察技術(RTI)によって解析したこと
長崎市産の化石は甲虫目と考えられ、その分類学的考察ができる特徴が保存されていました。不完全な化石でも、特にRTI(Reflectance Transformation Imaging)技術を用いた観察(図3右)で、意義ある微細構造の情報が得られています。その観察に基づく詳細な画像記録もオンライン(Supplementary Online Material)で公開されており、オンラインを経由した形質情報の再現性と国際的な比較研究が可能となった点も、この研究の評価を高めています。
<天草市と長崎市における化石の展示公開>
下記の期間で天草市立御所浦恐竜の島博物館と、長崎市恐竜博物館でそれぞれの化石を展示公開いたします。
○昆虫類の腹部の化石(AMGD-IVP4856)
【展示場所】天草市立御所浦恐竜の島博物館
【期 間】令和7年9月27日(土)~12月7日(日)
○甲虫目の翅の化石(NCDM-BENC101968)
【展示場所】べネックス恐竜博物館(長崎市恐竜博物館)
【期 間】令和7年9月27日(土)~12月7日(日)
※上記2点の化石を、各市での展示公開後、福井県立恐竜博物館において期間限定で展示する予定です
期 間:令和7年12月13日(土)~令和8年3月上旬(予定)
今年度6月7日から9月21日まで、約3か月半にわたり開催した企画展「ポケモン化石博物館」は終了いたしました。
会期中は多くのお客様にご来場いただき、最終的に【約6万9,000人】を達成いたしました!
誠にありがとうございました。
企画展は終了しましたが、当館では今後もさまざまな楽しいイベントや企画展を予定しております。
引き続き恐竜博物館に足をお運びいただければ幸いです。


【企画展名】
「恐竜大陸~中国の恐竜研究~」
【開催期間】
2026年2月28日(土)~5月24日(日)
(休館日:3月2・9・16・23日(月)、4月7日(火)、13・20日(月)、5月7日(木)、11・18日(月))
チンタオサウルスやマメンチサウルスの全身骨格をはじめ、中国で発見された恐竜等が大集合!
羽毛恐竜のレプリカや昆虫化石などを通して中国の恐竜研究の歩みを楽しく紹介します。
詳細は随時HP・SNSにてお知らせいたします。

現在、恐竜博物館で開催中の特別展「ポケモン化石博物館」は、たくさんの方にお越しいただき、ついに来場者数が6万人を突破しました!
9月12日には記念セレモニーを行い、6万人目となったお客様に感謝状と、発掘ピカチュウのぬいぐるみやミュージアムショップのグッズなどをプレゼント。
笑顔があふれる、あたたかなセレモニーとなりました。
ここまで多くの皆さまに足を運んでいただき、本当にありがとうございます。
夏企画展「ポケモン化石博物館」は、9月21日(日)まで開催しています。
恐竜や古生物の化石と「カセキポケモン」を見比べながら、楽しく学べる企画展です。
子どもから大人の方まで楽しんでいただけますので、ぜひこの機会にお越しください!
恐竜博物館では、毎年NCDMファンクラブ会員を対象としたイベントを開催しています!
7月以降のイベントスケジュールを公開いたします。

イベントでは、研究に関する解説を交えた体験や、ワークショップ、会員同士の交流会など、ファンクラブならではの体験をご用意しております。
NCDMファンクラブでは、このような会員限定イベントを通じて、恐竜や博物館をより深く楽しめる機会をお届けしています。
まだご入会いただいていない方も、この機会にぜひご検討ください!
恐竜博物館では、毎年NCDMファンクラブ会員を対象としたイベントを開催しています!
令和7年度もすでにいくつかのイベントを実施してきましたが、このたび9月以降のイベントスケジュールを公開いたします。
※掲載していたイベント名・内容に一部誤りがありましたため、9月15日付で修正いたしました。
ここに訂正してお知らせいたします。


イベントでは、研究に関する解説を交えた体験や、ワークショップ、会員同士の交流会など、ファンクラブならではの体験をご用意しております。
会員の皆さまへは、メールでもご案内をお送りしています。
NCDMファンクラブでは、このような会員限定イベントを通じて、恐竜や博物館をより深く楽しめる機会をお届けしています。
まだご入会いただいていない方も、この機会にぜひご検討ください!

※キャンペーンの募集は終了いたしました。
たくさんのご応募ありがとうございました!
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【キャンペーン概要】
〈開催場所〉企画展示室内
〈応募期間〉2025年9月6日(土)〜9月21日(日)
〈参加方法〉
企画展示室内に掲示しているQRコードを読み取り、Googleフォームよりご応募ください。
※応募にはGoogleアカウントが必要です。
〈注意事項〉
・本キャンペーンは、2025年9月6日~9月21日の期間中に企画展へご入場いただいた方のみを対象とします。
・応募は、企画展示室内に設置したQRコード(Googleフォーム)からの申込に限ります。
・応募はお一人様につき1回限りとさせていただきます。複数回の応募があった場合、最新回の応募のみ有効といたします。
・賞品はA賞~D賞のいずれかを選択いただき、厳正なる抽選のうえ当選者を決定します。
・E賞は、A~D賞に外れた方を対象に「Wチャンス」として再抽選を行います。
・当選者の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。
・応募に際しご提供いただいた個人情報は、当選連絡および賞品発送以外の目的には使用いたしません。
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「ポケモン化石博物館」は、2025年9月21日(日)まで!
まだご来館されていない方も、ぜひこの機会に足をお運びください。
お待ちしております!

「ポケモン化石博物館」と「ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―」の ”長崎ダブル開催”を記念して、両方の巡回展をご覧になった方に記念ステッカーを配布します。
両館巡回のチケットをそろえて会場に行くと、「ポケモン化石博物館」と「ポケモン×工芸展」をテーマに、特別なコスチュームを身にまとった2匹のピカチュウがデザインされた長崎オリジナルのステッカーがもらえます。
〈配布場所〉
・ベネックス恐竜博物館 受付
・長崎歴史文化博物館 1階案内カウンター
〈配布期間〉
・ベネックス恐竜博物館:2025年8月21日(木)〜9月21日(日)
・長崎歴史文化博物館:2025年9月12日(金)〜10月13日(月・祝)
※両館の開館時間や休館日にご注意ください
〈配布方法〉
両方の巡回展のチケットをそろえて配布場所にお持ちください。
記念ステッカーがなくなり次第終了します。
〈注意事項〉
○チケット1組につきステッカー1枚
○使用済み半券でも可能です
○「交換済み」を意味する印が押されたチケットでは配布できません
○券種(一般、中高生、小学生など)が異なっても可能です
○招待券は対象外です。有料チケットに限ります
○チケット(使用済み半券含む)を紛失・処分された場合は配布できません
二つの展示会をまわって、ピカチュウたちと一緒に長崎で特別な思い出を作りましょう!
皆さまのご来館をお待ちしております。
☆べネックス恐竜博物館「ポケモン化石博物館」webサイト
☆長崎歴史文化博物館「ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―」webサイト

団体利用は15名以上の団体のお客様が対象です。減免申請はこちらから