令和4年8月から令和4年12月まで、博物館学芸員の仕事を体験する「恐竜博士育成講座」を「ジュニアコース」、「パブリックコース」2コース・全5回で実施いたしました。
○〈第1回目〉オリエンテーション 化石について知ろう 令和4年8月6日
博物館の役割や学芸員の仕事内容、長崎市の現在の恐竜研究について学びました。
○〈第2回目〉化石クリーニング体験 令和4年8月20日〜10月8日
アンモナイトやクリーニング作業についての講座、実際に作業で使われているドリルなどの道具で、アンモナイトのクリーニング体験を行いました。
○〈第3回目〉【ジュニアコース】アンモナイトのレプリカ作り【パブリックコース】フライドチキンで標本作り 令和4年10月15日
ジュニアコースでは、シリコンの型に石膏を流し込みアンモナイトのレプリカを作成しました。
パブリックコースでは、鶏の手羽先を食べて肉を取り除き骨格標本を作成しました。
どちらのコースもレプリカの意義や恐竜の手のバリエーションについてなど講義を交えながら学んでいただきました。
○〈第4回目〉保管の仕方を学ぼう 令和4年11月19日
標本の保管方法や標本ラベルの作成などを学び、収蔵庫では実際に保管されている様々な標本を見たり、レプリカの化石を触ることで標本の扱い方について学びました。
○〈第5回目〉ガイドツアーの仕方を学ぼう 令和4年12月17日
受講者に事前にテーマを決めてきてもらい、ガイドのシナリオを作り、実際にテーマに沿った館内の展示物の解説をしていただきました。
4回以上受講された21人の方には、修了証書とオリジナルピンバッジを授与しました。
皆さんとても真剣に取り組んでくださり、「色々な体験ができてよかった」「通して受けてきた講座が終わるのが寂しい」などのお声をいただきました。
博物館がオープンして初めての教育養成講座でしたが、受講者の方々と楽しみながら実施できたと思います。
受講者の皆さま、お疲れさまでした!
来年度も教育養成プログラムは実施予定ですので、今回受けられなかった方も是非受講してみてくださいね。
来年度の日程、募集については詳細が決まりましたら後日HP等でご案内いたします。
団体利用は15名以上の団体のお客様が対象です。減免申請はこちらから